2013年2月4日月曜日

2月のインプラント治療(暫間インプラント用いて)

こんばんは。
今日は立春です。
暦の上では
春ですが、
まだまだ春本番は
先のようですね。
あさってはまた関東付近に
雪が降る予報が出ています。
そのため今日の午前中には
3名の方が6日の予約を
キャンセルされました。
先月のような大雪にならなければ
いいのですが。
皆さんお気をつけ下さい。



術前の口腔内写真
黒印の部分が
2本のインプラントの埋入予定部位です。
この写真の方は
70代女性の方です。
長い間
使用されていた
右上のブリッジが
虫歯のために
外れてしまいました。
支えている歯は
抜歯するようなことは
ありませんが、
このような状態ですと
再度
ブリッジにしても
以前と
同じように長持ちするとは
思えませんので、
御相談した結果
ブリッジにするのは
やめて
インプラントを使用して
治療することに
しました。
いつもの通り
CT診断を行い、
十分な顎の骨の量が
あることを
確認した後に
手術に入りました。





術後のデジタルエックス線画像
術前の予定通り
2本の
チタンインプラント(黄色い矢印を使用。
通常であれば
このまま歯ぐきを
縫合して
手術終了となるわけですが、
今回の患者さんのように
インプラント治療が
終了するまで
仮歯がほしいという方の場合
両脇の歯に
あらかじめ作成しておいた
仮歯を
接着剤で
固定しても
前歯と違って
奥歯ですので
食事などで
簡単に外れてしまうケースが多く、
患者さんには
インプラントが顎の骨に
しっかりと
結合するまでの期間
いわゆる
治癒期間中に
ご迷惑を
おかけしてしまうために
このように
暫間インプラント(赤の矢印)
というものを
使用します。
この患者様の場合には
仮歯を安定させるために
使用するもので、
2本の
インプラントが
しっかりと顎の骨と結合したことを
確認後
撤去します。
この暫間インプラントは
顎の骨とは
結合しませんので、
撤去する場合には
半時計周りに
回転させるだけで
簡単に取れます。
また太さも
直径2ミリほどですので
撤去した後の
痛みや腫れは
ありませんので、
ご安心ください。





術中の口腔内写真
赤い矢印が暫間インプラント
黄色い矢印がチタンインプラント
細かいことですが
まず
2本のインプラントを埋入します。
そのあと
2本の
インプラントの
わずかな
骨の間に
暫間インプラントを入れるという
流れをとります。
暫間インプラントは
前述しましたとおり
顎の骨と
しっかりと
結合しませんので、
太さは
2ミリと細いのですが
長さは
14ミリと
長めの
形状を呈しています。
このあと
CTで最終確認を
行い
縫合し
仮歯を左右の歯と
接着剤で
固定して終了となります。





横須賀インプラント
長島デンタルクリニック
       


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