2013年2月2日土曜日

2月のインプラント治療

術前のCT画像
50代男性です。
20年以上
当院へ治療に
来られているいます。

元々
横須賀在住の方でしたが
仕事の都合で
現在は埼玉に
お住まいです。
片道3時間かけて
来院されてきます。
本当に有難いことです。
さて
左上6番が
昨年末に
歯ぐきが腫れました。
噛むことは
まったく
問題なかったのですが、
おそらく
歯の根が
割れている可能性が
高いため
CT撮影で
確定診断を
行いました。

術前のCT画像
赤い丸印が
割れている
歯の根の部分です。
黄色の丸印は
歯の根が
割れたために
できた
膿の塊(根尖病巣)で
デジタルレントゲンでは
不鮮明になりやすく
わかりにく部分ですが
CT画像では
このように
鮮明なため
容易に
確認できます。
さらには
上顎洞までの骨の厚み
上顎洞粘膜の肥厚
鼻腔までの骨の厚み
なども
明瞭に診断できます。
ここが
医科用CTと比べ
歯科用CTの異なる点です。
すこし専門的になり、わかりづらくなりました。)
またこのように
歯が割れているだけでなく
周りに
大きな膿の袋(根尖病巣)
つまり
炎症が
存在している場合でも
スプラインHAインプラント
もうすこし
具体的に
説明するならば
チタンの周りに
ハイドロキシアパタイトを
コーティングしている
インプラントであれば
抜歯と同時に
インプラントを
埋入できるという
大きな利点が
あります。
私がスプラインHAインプラントを
多く臨床で
使用している
理由は
この点にあります。




術後のCT画像
膿の袋は
想像以上に
大きく
かなり骨の
削合を
余儀なくされましたが、
スプラインHAインプラントであれば
全く問題なく
埋入することができました。

横須賀インプラント
長島デンタルクリニック

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