こんばんは。
皆さん
これは
下の奥歯に
インプラントを
左右2本ずつ
埋入して
完成した
3本のブリッジの被せものです。
美しいセラミックの被せものですが、
矢印の部分が
金属になっています。
なぜでしょう?
これは
セラミックの破折を防止するためです。
噛むと
特に下の顎はゆがみます。
こんな硬い骨が?
と思うと思いますが
本当なんです。
そのために
診療室では
しっかりと
かみ合わせを調整したつもりでも
金属の部分が
破折する場合があります。
それはどのような場合かといえば
歯ぎしりや食いしばりなど
ブラキシズムを
もっている方は
セラミックが破折する場合があります。
こんな硬いセラミックが割れるの?と
びっくりするかも知れませんが、
割れます。
この前のブログでも
書きましたが、
インプラントは
一部の隙間なく
ぴったりと骨についていますので
歯ぎしりのような
大きな力が加わると
力の逃げ道がなく
被せものに力が
かかり、
セラミックが
割れる場合があります。
では自分の歯ではどうかといえば
インプラントのように
顎の骨と
ぴったり付いていませんので、
わずかに動きますので
大きな力がかかっても
それを逃がし、かわしてくれます。
インプラントは
治療された方がの98%近い方が
良く噛めるようになったと
満足しているというデータが
出ています。
しかし
歯を失った原因を
治療することはできません。
ですから
インプラントで良く噛めるようになっても
たとえば
噛む力があまりにも強くて
歯を失った場合には
普段から
噛み締めることを
注意しないと
インプラントな被せものが
壊れることがあります。
さらには
インプラント周囲炎も
起こすこともあります。
また歯周病で歯を失った方は
インプラント治療後は
特に
しっかり歯を磨かないと
インプラント周囲炎という
歯周病と同じ症状を
もつような疾患に
かかる可能性が強いのです。
インプラントによって
歯科の治療は
今までの治療方法より
格段に
それ以上
患者さんに
噛める喜びを
提供することが
できるようになりました。
ただ
それも
しっかりした
毎日の
自己管理の上に
成り立っていることを
忘れないように
してください。
横須賀インプラント
長島デンタルクリニック
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