2012年12月21日金曜日

インプラント周囲炎

今朝は今年1番の寒さになってようですね。
でもこのあとさらに強いクリスマス寒波が控えているようですが、
体調のほうはいかがでしょうか?
皆さんインプラントは歯周病になることを
ご存知ですか?
「インプラントは人工のものだから
虫歯や歯周病になりませんよね。」と
思ってインプラント治療を希望される方も
多いのではないかと思います。
インプラントは虫歯にはなりませんが、
歯周病と同じようにインプラントの周りの
骨が溶けていきます。
これがインプラント周囲炎 
periimplantitisというものです。
残念ですが今のところ決まった治療方法は
ありません。
ならないように患者様自身で気をつけていただく
ことが必要です。
インプラント周囲炎は歯周病と異なり
なかなか自覚症状が出にくく、自覚症状が出た時は
手遅れで、インプラントを取り除く場合がほとんどです。
そのためにも
1、定期健診は必ず受診してください。
2、毎日のお口のお手入れは必ず行ってください。
3、かみ合わせのチェックを受けてください。
4、歯ぎしりの強い方はナイトガードをつけてお休みください。
インプラント周囲炎は、噛む力によって引き起こされる場合が
ほとんどです。
簡単に表現すると、他の歯よりもインプラントの被せものが強く当たると
インプラントの周りに炎症が生じて、骨が溶けて、インプラント周囲炎に
なっていきます。一番大事なのはかみ合わせですので、
赤枠の部分が
インプラント周囲炎の部分です。
患者様は自覚症状がありません。
メンテナンスを定期的に受診することが
大切です。
定期的に歯科医院で噛み合わせの確認をしてもらうように
してください。

横須賀インプラント
長島デンタルクリニック

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